レンズの特徴と選定基準について
HOW TO CHOOSE遮光保護具におけるレンズの遮光性能、素材の違いによる機能性について
最適な保護具を選ぶためには、レンズの選定が重要となります。
それぞれのレンズの素材やカラーは、お客様の作業内容、使用環境や用途によって異なってきます。
こちらでは、各保護具のレンズ素材の種類と特徴の一部をご紹介いたします。
保護めがね(レンズ)の種類と特徴
保護めがねはレンズカラーは基本的には透明のみとなりますが、
素材は主に3種類あります。各素材の特徴をご紹介いたします。
透明レンズ
ポリカに表面硬化処理を施しており、耐衝撃性に優れる。
透明レンズ(AF)
ポリカハードコートに曇り止め加工を施しており、耐衝撃性に優れる。
CR39 透明レンズ
耐熱性に優れ、スパッタが非常につきにくい。シンナー、アセトンなどの耐薬品性能に優れる。
遮光めがね(レンズ)の種類と特徴
遮光めがねは、作業内容によって適するレンズ、レンズカラーが変わってきます。
各レンズの素材の特徴とカラーサンプルをご紹介いたします。
遮光めがね(JIS RP)のレンズカラー見本
遮光度No.1.2
(82.1)遮光度No.1.4
(67.4)遮光度No.1.7
(50.1)遮光度No.2
(37.3)遮光度No.3
(13.9)遮光度No.4
(5.18)遮光度No.5
(1.93)
※()内の数値は視感透過率%の標準値
レンズ製作仕様
- レンズ素材:PC樹脂、2.0mm厚、6カーブ
- レンズ製作範囲:遮光度番号1.2~5番
- 日本工業規格:T-8141
※実際のレンズと色合いが異なる場合がございます
JIS遮光レンズ(RP)
レンズ: | ポリカハードコート |
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濃度: | No.1.2、1.4、1.7、2、3、4、5 |
特徴: | 軽量。 有害紫外線/赤外線をカットする。 耐衝撃性/耐熱性(約100℃)に優れる。 |
JIS遮光レンズ(RKG)
レンズ: | 強化ガラス |
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濃度: | No.3、4、5、6 |
特徴: | 傷がつきにくい。 有害紫外線/赤外線をカットする。 耐熱性に優れる。 |
DIN遮光レンズ
レンズ: | ガラス |
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濃度: | No.3~11 |
特徴: | 傷がつきにくい。 有害紫外線/赤外線をカットする。 耐熱性に優れる。 |
遮光レンズ
レンズ: | プラスチック、ポリカハードコート |
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特徴: | 軽量。 緑のレンズは有害紫外線/赤外線をカットする。 |
防災面のレンズの種類と特徴
防災面は、作業内容によってレンズカラーが変わってきます。
「遮光保護具の使用基準」を参考に、適切な遮光度をお選びください。
また、めがねと防災面では色の表示が異なりますので、「遮光レンズに関する互換表」をご参照ください。
防災面のレンズカラー見本
・透明
切削・研磨・ハツリ・打鋲・砕岩・ハンマー・木工・芝刈り・製材・薬(品)剤取り扱いなどの作業、機械操作時、飛沫防止用
・黄色
林野作業・暗所作業
・GY
散乱光又は側射光を受ける作業・熔接周辺作業、道路、雪、屋根などによる反射光を受ける作業
・LG
ガス切断、溶接、電気熔接周辺などの作業
・G1
ガス切断、溶接、電気熔接周辺などの作業
・G2
ガス切断、ガス溶接などの作業
・G3
重金属の溶接、ロー付け及び酸素切断などの作業
・No.8
電気熔接作業
・No.9
電気熔接作業
・No.10
電気熔接作業
・No.11
電気熔接作業
・K3
炉作業
・K4
炉作業・高輝度作業
・ゴールドミラー
高熱作業